とにかく何でも「DIY」とにかく「無料」
ホームページは素人でも簡単に作ることが出来ます。インターネットでちょっと検索すればいくらでもそのようなサービスがあります。しかも…無料です。ちょっと都会であれば、ホームページ制作のための無料、有料セミナーもあります。短期集中型の講座もあったりします。
僕のまわりにも無料のホームページ制作ツール、無料ブログ、SNSを駆使して頑張ってる方はたくさんいます。ただ、残念ながら効果は限定的です。労力の割に結果は大したことはありません。
それはなぜか?
ホームページ作成ツールは使いやすさを重視
無料のホームページ作成ツールの謳い文句は「知識なんかなくても誰でも簡単にホームページができる」です。これらのサービスは基本的に使いやすさ、簡単にできることを重視して設計されています。
ですからとりあえず作るというホームページであれば良いですが、それなりに集客しようとか発展させていこうなど考えていくとどうしても行き詰まってしまいます。「使いやすいですが拡張性は乏しい」のがこれらのサービスです。
それぞれのホームページ作成サービスには「SEOツール」みたいなものもありますが、タイトルやメタタグを記述できますよっていう程度でそれほど効果を期待できるものではありません。実際当オフィスでこれらのホームページ作成サービスが検索サイトでどの程度上位に表示されるかを調査しましたが、「ビジネスのサイトには厳しいだろうなぁ」という結果でした。
- 企業サイトで「Jimdo」を使うという選択
- Wixでホームページを作るのはどうだろう?
- Jimdo Wix WordPressを比較したい人が結構アクセスしてきているので
- JimdoやWixで作ったホームページは検索で上位に出ますか?と聞かれる
- JimdoやWixについて検索してくる人が多いので
ホームページを作ることが目的化しがち
「DIY」っていうのはどちらかと言うと作る過程を楽しみ出来上がって満足するものです。犬小屋作ったり柵のペンキ塗ったり野菜育てたり…これらの作業を楽しむものです。
しかし、例えばお店を始めようという人が自分で店を建築したり内装工事をしたりすることはごくまれです。それは、店作りを楽しんでいる場合ではないからです。それよりも早くオープンしてお店を運営していくことが重要です。
ホームページも同じです。出来上がったところで満足していてはダメなんです。運営こそが重要です。その運営のしやすさ、効果的な運用のしやすさはホームページ制作の最初の段階でのサイト設計にかかってきます。十分な知識もなく家を自作する人がいないと同じでホームページも十分な知識なく作成すると失敗する確率が高くなります。
「無料だからいいじゃん」
確かにそうですが、膨大な時間をムダにしてしまうことになります。
SNS+無料ブログ+無料ホームページ=信用され辛い
無料のインターネットツールは数多くあります。「Facebookで集客」とか「ブログでブランディング」とかそのような情報はネットにあふれています。これらの様々なツールを色々試すことはインターネットのビジネス活用としては間違っていません。
ただこれらのツールを使いこなす上で必ず必要なのが「公式ウェブサイト」です。企業やお店のホームページであれば独自ドメインは最低限必要です。公式サイトに他社の広告などもってのほかです。
無料のインターネットツールをどんなに活用したとしても公式サイトがしっかりしていなければ信用度の低い情報となってしまいます。