企業サイトで無料(有料)ブログサービスを活用してはいけない理由(1)の記事では企業が無料のブログを使わないほうがいい理由をまずひとつあげました。(1)となっているので当然続きがあるわけで。。。
その記事の中でも書きましたが、無料のブログサービスはどこから収益を上げているのかといえば
「広告」
です。無料ブログサービスを提供している企業から見ればお客様は広告主です。そのブログサービスを利用するユーザーは「お客さん」ともいえますが、どちらかというとコンテンツの充実に貢献してくれるボランティアまたはタダ働きしてくれるスタッフです。
それをわかった上で趣味のブログやお友達との情報交換のためのブログを運営するのはなんら問題ありません。
しかし、企業のブログ、お店のブログはさすがに広告はまずくないですか?
「別にいいじゃん。広告くらい…」
と思われるかも知れません。しかしこの広告、そのブログを見ている人が欲しそうな物を、探してそうな情報を表示してくれます。
鞄屋さんの店長のブログに「別の鞄屋さんの広告」。
雑貨屋さんのオーナーのブログに「別の雑貨屋さんの広告」。
なんてこともあります。
まぁ、この辺までは心の広い経営者なら「それ位よいヨイ」とおっしゃるかもしれません。
税理士さんのブログの広告に「消費者金融の広告」。
「消費者金融でお金借りて、うちに依頼しなさい…」ということでしょうか?
これも許す??そうですか。。。
ではこんなのが表示されたらどうでしょうか?
某ブログのスマホ版では他のSNSへのリンクが表示されるらしく結婚式場のブログに『女児を出産したら姑が「悔しい」』。という別のSNSへのリンク。
『スーパーで耳にした、嫁姑の会話』なんていうのもありました。そしてこんなのも…(写真はイメージです)
もう、どんなジョークだ!!という感じなのですが。
中小企業経営者の皆さん、個人事業主の皆さん、これでも無料ブログを続けますか?
趣味のブログならいいのです。
遊びのブログならいいのです。
でも、仮にもあなたの会社、お店のことを知ってもらおうと思っているブログに「妙な広告」はまずいでしょう。