WordPressのダッシュボード
WordPressはウェブサイトのコンテンツを管理できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。現在、多くのウェブサイトがこのWordPressで構築されていてウェブデザイン・クロスロードでもWordPressを活用したウェブサイト制作を行っています。
このページではクライアントへのWordPressの使い方ガイド的な側面もありますが基本的にはWordPressの使い方は共通ですのでどなたでも参考になる情報だと思います。
WordPress管理画面(ダッシュボード)にログイン
WordPressのログインURLから「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインします。
WordPress管理画面(ダッシュボード)
ログインした管理画面のことをダッシュボードといいます。上の画像はWordPressユーザーが「編集者」の時のスクリーンショットです。ウェブデザイン・クロスロードでサポートを希望される方は基本的に「編集者」としてログインしていただいています。
「管理者」としてログインすると左のメニュー項目は多岐にわたり、誤った操作をしてしまうとサイトそのものが閲覧できなくなる可能性があります。そのような事態になることを避けるために「編集者」としてログインしていただいています。
制作のみのご依頼のお客様には「管理者」としてのログイン情報をご案内していますので構築したウェブサイトに応じて左側のメニュー内容が変わってきます。
投稿
WordPressの「投稿」は、ブログ記事やニュースなど、時系列で並べるコンテンツを作成する機能です。投稿は「カテゴリー」や「タグ」で分類でき、訪問者が特定のトピックを探しやすくなります。また、投稿には公開日が設定されるため、新しい記事が上に表示される形式が一般的です。さらに、RSSフィードに含まれるため、読者が記事を自動的に受け取ることができます。
投稿は動的なコンテンツに適しており、定期的な更新を行うサイトに向いています。一方で、「固定ページ」は会社概要やお問い合わせなど、変更の少ない情報に使われます。投稿を活用すれば、ブログ運営やお知らせの発信が簡単に行えます。
投稿一覧
WordPressのダッシュボード左側のメニューにある「投稿一覧」は、作成済みの投稿記事を一覧表示し、管理するための画面です。この画面では、すべての投稿記事がタイトル、作成者、カテゴリー、タグ、公開状態、公開日などの情報とともに表示されます。
主な機能として、投稿をクリックして編集する、ゴミ箱に移動する、公開状態を変更するなどの操作が可能です。また、検索機能やフィルターを使って、特定のカテゴリーや作成者の記事を絞り込むこともできます。さらに、「一括操作」を使えば、複数の投稿に対してまとめてカテゴリーの変更や削除を行うことができます。
「投稿一覧」は、ブログ記事やお知らせなどの投稿コンテンツを効率的に管理するのに便利です。
新規投稿を追加
WordPressの「新規投稿を追加」ページは、新しい投稿記事を作成するための画面です。このページを使えば、ブログ記事やお知らせを簡単に作成して公開できます。
「新規投稿を追加」主な機能と項目
- タイトル入力欄
-
記事のタイトルを入力する場所です。
- コンテンツエディター
-
本文を作成・編集するエリアで、直感的に操作できる「ブロックエディター」を使用します。テキスト、画像、動画、ボタンなど、さまざまなブロックを追加して自由にレイアウトが可能です。
- カテゴリーとタグ
-
投稿を分類するための項目です。カテゴリーを選んだりタグを設定して、記事を整理できます。
- アイキャッチ画像
-
投稿のサムネイル画像を設定します。ウェブサイトやSNSでの視認性を高めるために重要です。
- 公開設定
-
投稿の公開状態(公開、下書き、非公開)や公開日時を設定できます。スケジュール投稿も可能です。
- 設定パネル
-
パーマリンク、コメント許可設定、投稿の属性など、細かな設定ができます。
「新規投稿を追加」ページは、記事作成から公開までの一連の流れを簡単に完了できる使いやすい画面構成になっています。
カテゴリー
WordPressのダッシュボードにある「カテゴリー」画面は、投稿を整理しやすくするためにカテゴリーを管理する機能を提供します。カテゴリーは、ブログ記事を分類して訪問者が特定のトピックを簡単に見つけられるようにするために役立ちます。
「カテゴリー」主な機能と項目
- カテゴリーの追加
-
- カテゴリー名: 新しいカテゴリーの名前を入力します。
- スラッグ: URLに使用される短いテキストで、通常は英数字で入力します。
- 親カテゴリー: 階層を作る場合に、親となるカテゴリーを選択します。
- 説明: カテゴリーの説明文を入力します(テーマによっては表示されます)。
- カテゴリー一覧
-
作成済みのカテゴリーが一覧で表示されます。各カテゴリーには、名前、説明、スラッグ、投稿数が表示されます。
- 編集と削除
-
- 編集: カテゴリーの詳細を変更できます。
- クイック編集: 名前やスラッグを直接編集できます。
- 削除: 不要なカテゴリーを削除します(ただし、投稿自体は削除されません)。
カテゴリーを活用することで、投稿を体系的に整理でき、訪問者が興味のある内容を見つけやすくなります。また、階層構造を作ることで、より詳細な分類も可能です。
タグ
WordPressのダッシュボードにある「タグ」画面は、投稿を整理するためのタグを管理する機能を提供します。タグは、カテゴリーよりも柔軟に投稿を分類できる特徴があり、訪問者が関連するコンテンツを見つけるのに役立ちます。
一方でタグは「新規投稿を追加」の画面からも気軽に新しいタグを設定できてしまい深く考えないでタグをつけてしまうと煩雑になってしまうという可能性もあります。
メディア
WordPressの「メディア」機能では、さまざまな種類のファイルを管理できます。対応するファイル形式には、画像、動画、音声、ドキュメントが含まれます。画像ではJPEGやPNG、GIFなどが使え、記事や固定ページに挿入したり、アイキャッチ画像として設定することで、視覚的な魅力を高められます。動画はMP4やMOV形式が対応し、直接アップロードして再生することも、YouTubeなどの外部サービスを埋め込むことも可能です。
音声ではMP3やWAV形式が利用でき、ポッドキャストや音声案内として活用できます。さらに、PDFやWord、Excelファイルなどのドキュメント形式もサポートしており、資料のダウンロード提供に役立ちます。これらのメディアファイルは、メディアライブラリで一元管理され、簡単に投稿や固定ページに挿入できます。各ファイルにタイトルや代替テキストを設定することで、SEOやアクセシビリティの向上にもつながります。適切なメディアを活用することで、サイトの内容を豊かで魅力的なものにできます。
メディアライブラリ
「メディアライブラリ」にはアップロードしたすべてのファイルが一覧で表示されます。ここでは以下の操作が可能です。
- ファイルのプレビュー
- ファイルの編集(例: 画像のトリミング、サイズ変更)
- ファイル情報の変更(例: タイトル、キャプション、代替テキスト)
新しいメディアファイルを追加
メディアファイルをアップロードする機能です。ファイルをドラッグ&ドロップしたり、ファイル選択画面を使用してアップロードできます。
固定ページ
WordPressの「固定ページ」は、サイト内で静的なコンテンツを作成するための機能です。ブログ記事やニュースを時系列で表示する「投稿」とは異なり、会社概要やお問い合わせ、プライバシーポリシーなど、変化の少ない情報を提供するのに適しています。固定ページは階層構造を持たせることができ、親ページと子ページを設定して整理できます。
固定ページにはカテゴリーやタグはありませんが、テンプレートをカスタマイズすることでデザインやレイアウトを柔軟に変更できます。また、パーマリンクを設定することでSEOに配慮したURLを構築可能です。ウェブデザイン・クロスロードで制作するテーマでもトップメニューやフッターメニューに表示する項目として利用されるため、サイトの基本構造を形成する重要な役割を果たします。
固定ページ一覧
WordPressのダッシュボード左側のメニューにある「固定ページ一覧」は、作成済みの固定ページを管理するための画面です。この画面では、固定ページのタイトルや公開状態、作成者、公開日時などの情報が一覧で表示されます。サイト内の静的なコンテンツを効率的に管理するために利用されます。
「固定ページ一覧」主な機能
- 固定ページの編集
-
ページタイトルをクリックすると、詳細な内容を編集できます。また、「クイック編集」ではタイトルやスラッグ、公開状態、親ページなどを直接変更可能です。
- ページの検索とフィルタリング
-
ページ数が多い場合でも、検索バーや作成者・公開状態でのフィルタリング機能を使って、目的のページを素早く見つけられます。
- 一括操作
-
複数の固定ページを選択し、一括で公開状態を変更したり、ゴミ箱に移動したりすることができます。
- 公開状態とプレビュー
-
各ページの公開状態(公開、非公開、下書き)を確認でき、プレビューボタンでページが実際にどのように表示されるかを確認できます。
この画面を活用することで、サイト内の重要な固定コンテンツを効率的に整理し、必要な修正を迅速に行うことができます。
新規固定ページを追加
「新規固定ページを追加」では、サイト内の静的なコンテンツを作成するための画面です。このページを使うことで、会社概要、お問い合わせフォーム、プライバシーポリシーなど、定常的な情報を簡単に作成・公開できます。
「新規固定ページを追加」主な項目と機能
- タイトル入力欄
-
固定ページのタイトルを入力します。例:「会社概要」や「お問い合わせ」。
- コンテンツエディター
-
ページの本文を作成するエリアです。WordPressのブロックエディターを使用し、テキスト、画像、動画、ボタンなどのコンテンツを直感的に配置できます。
- パーマリンク設定
-
URL構造を設定する項目です。SEOに適した短いスラッグを入力することで検索エンジンへの影響を最適化できます。
- 親ページと順序
-
ページ階層を作成するために親ページを設定できます。また、並び順を数値で指定することも可能です。
- 公開設定
-
ページの公開状態(公開、非公開、下書き)や公開日時を設定できます。予約投稿も可能です。
- 設定パネル
-
デザインテンプレートやカスタムフィールド、コメント許可設定など、ページに関する詳細な設定を行えます。
「新規固定ページを追加」ページは、サイト構築や更新作業において不可欠な機能で、直感的に操作できるのが特徴です。
コメント
WordPressのダッシュボードの左側メニューにある「コメント」は、投稿や固定ページに寄せられたコメントを管理するための機能です。ここでは、サイト訪問者が残したコメントを一覧表示し、承認、返信、編集、削除といった操作が行えます。
コメントは以下のステータスに分類されます:
- 承認済み: 公開中のコメント。
- 承認待ち: 管理者の承認を待つコメント。
- スパム: 不適切または迷惑なコメント。
- ゴミ箱: 削除予定のコメント。
管理者はスパムフィルタを活用して、迷惑コメントの自動分類が可能です。また、コメントの返信機能を使えば、サイト訪問者と直接コミュニケーションを取ることができます。適切なコメント管理を行うことで、訪問者との交流を促進し、サイトの信頼性やユーザーエンゲージメントを向上させることができます。
ただ、一般的な企業や団体のウェブサイトではコメントを管理することはなかなか大変なことです。WordPressの設定でコメント機能は使わない設定にしておいたほうがウェブサイトの運営はラクですね。
プロフィール
WordPressのダッシュボードの左側メニューにある「プロフィール」は、ユーザーアカウントに関連する情報を編集・管理するための画面です。ここでは、ユーザーの表示名、メールアドレス、パスワードなどの基本情報を設定できます。
「プロフィール」主な設定内容
- 個人設定: 管理画面の配色やエディターの表示設定を変更可能。
- 名前と表示名: フルネームやニックネーム、投稿時に表示される名前を設定。
- 連絡先情報: メールアドレスの変更やウェブサイトURLの登録。
- プロフィール情報: 自己紹介や説明文を入力し、テーマによっては投稿者ページに表示されます。
- アカウント管理: パスワードの変更が可能で、セキュリティ対策として定期的な更新が推奨されます。
「プロフィール」セクションを適切に活用することで、ユーザー情報を最新に保ち、サイト全体の管理効率や安全性を向上させることができます。
WordPressアプリで投稿~リストブロック
WordPressのリストブロックは、箇条書きや番号付きリストを簡単に作成できる便利なツールです。このブロックを使用することで、情報を整理して視覚的にわかりやすく伝えることができます。
リストブロックには、2つの主要な形式があります。1つは項目の前に「・」が付く箇条書きリスト、もう1つは番号付きの順序リストです。編集画面でリストブロックを選択し、項目を入力するだけでリストが作成できます。
また、リスト項目を追加・削除するのも簡単で、ドラッグ&ドロップによる順序変更も可能です。スタイルオプションを活用すると、リストにカスタムデザインを適用することもできます。リストブロックは、記事やページに情報を整理して配置するのに最適なツールです。
リストブロックを追加する
WordPressアプリの投稿編集画面の左下にあるブロックの追加をする アイコンをタップします。
上の画像のように色々なブロックが表示されます。
その中の「リスト」をタップします。
上の画像のように「リストブロック」が追加されました。適当に入力してみましょう。
ここでひとつ注意しておく点があります。リストブロックの中ではひとつひとつのリスト項目を選択している時とリスト全体を選択している時があることに注意しましょう。上の画像では「リスト3」の所にカーソルがありリスト項目を選択していることがわかります。
ここで アイコンをタップするとリストブロック全体を選択していることになり表示も…
上の画像のように変わり下に表示されるアイコンも変わってきます。
リスト項目の装飾
リストの項目にカーソルがある状態の時、投稿画面の下には上の画像のようなアイコンが表示されています。これらについて解説していきましょう。右にスライドさせると他にもアイコンが表示されるので確認しましょう。
リスト項目の色の設定
リストの項目にカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
すると上のような表示が出てきます。ここでテキストの「デフォルト」右のアイコンをタップします。
すると上のようなテキストカラーを変更できるカラーパレットが表示されます。右の方にスライドさせれば他の色やカスタムカラーも設定できます。設定が終わったら「戻る」をタップします。
上の画像のようにリスト項目のテキスト色が変わったことがわかります。背景も同様に設定を変更することができます。
リストの階層化
リストは単純な箇条書きの場合ばかりではありません。規約などのリストの場合階層を持たせたい時もあるでしょう。そんな時は以下のようにします。
上の画像のようなリストの時に赤文字の「リスト3」だけ下の階層にしたいとします。その場合「リスト3」にカーソルを置いた状態で アイコンをタップします。
すると上の画像のように「リスト3」だけ下の階層に移動しました。続いて再び「リスト3」にカーソルを置いた状態で アイコンをタップすると…
上の画像のように上の階層に移動して元に戻りました。この階層を移動するアイコンは移動できない時はタップできません。
部分的なテキストの色設定
リスト項目の色を設定するのとは別に、リスト内の特定のテキストだけを別の色にしたいこともあるでしょう。方法は2通りあります。
テキストを選択してからテキストカラーを変更
まず色を変更したい部分のテキストを選択します。そして投稿編集画面下部のアイコンの をタップします。
すると上のようなカラーパレットがリスト項目の色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
テキストカラーを設定してからテキスト入力
もう一つの方法はテキストを入力する前にテキストの色を設定し、それからテキストを入力するという方法です。
テキストを入力する前に色を変えたいところにカーソルを置きます。そして投稿編集画面下部のアイコンの をタップします。
上のようなカラーパレットが段落の色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
太字・斜体
テキストを太字(強調)や斜体(イタリック)にしたい場合も部分的なテキストカラーの変更と同じように2通りあります。
太字または斜体にしたいテキストを選択します。そして太字にしたい場合 アイコンをタップ。そして斜体にしたい場合はアイコンをタップします。
すると上の画像のように太字になりました。ちなみに斜体は日本語フォントの場合、車体にならないものもあります。
また、別の方法としてはまず アイコンまたは アイコンをタップしてからテキストを入力しても同様に太字や斜体になります。
リンク
段落内のテキストにリンクを貼ることができます。こちらも2通りの方法があります。
まずはリンクを作成したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
上の画像のような表示が出ますのでリンク先のアドレスを入力しましょう。必要に応じて「新しいタブで開く」をオンにします。
するとこのようにテキストリンクが作成できました。こちらも先に アイコンをタップしてからテキストを入力し、リンク先のアドレスを入力することも出来ます。
打ち消し線
ウェブサイトを運営していると一度掲載していた内容を修正したり訂正したいことがあります。バッサリ削除するのではなく「前はこう書いてたんだよ」ということがわかるようにしておきたい時に「打ち消し線」を使います。
まずは打ち消したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
すると上の画像のように打ち消し線を引くことができます。これも太字や斜体と同じように先に アイコンをタップすることでテキストを入力するときに打ち消し線を引くことができますが、打ち消し線は後から修正、訂正という意味合いが大きいのであまりそのような使い方はしないかもしれません。
リスト項目を上へ下へ
リスト項目の順序を変えたい時のためにリスト項目を移動することができます。
例えば上の画像の3番目のリスト項目を上に移動したい時、3番目のリスト項目にカーソルを置いた状態で投稿編集画面下部のアイコン、上の画像では見えていませんが右へスライドさせると表示される アイコンをタップします。
すると3番目のリスト項目が2番目に移動しました。続いて アイコンをタップすると…
3番目に戻ります。
リストの装飾
上でも解説したようにリスト項目を選択している状態では投稿編集画面に
こんな表示があります。そこで アイコンをタップするとリスト全体を選択することが出来
上の画像のような表示になります。その下のアイコンも変わります。
リスト全体の色の設定
リストブロック全体を選択している状態で投稿画面のアイコン をタップします。
すると上のような表示が出てきます。ここでテキストの「デフォルト」右のアイコンをタップします。
すると上のようなテキストカラーを変更できるカラーパレットが表示されます。
右の方にスライドさせれば他の色やカスタムカラーも設定できます。設定が終わったら「戻る」をタップします。
上の画像のようにテキストカラーの設定が変わったことがわかります。「背景」についても同様のことが可能です。
上の画像のようにリスト全体のテキスト色が変更できました。
HTMLアンカーの設定
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です。例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
箇条書きリストと番号付きリスト
WordPressのリストブロックにはリストの前に「・」のつく箇条書きリストと数字がつく番号付きリストがあります。リスト全体を選択している時には
上のようなアイコンが表示されます。説明は不要でしょう。箇条書きリストと番号付きリストを切り替えることができます。
リスト全体の階層化
上でリストの階層化を説明しましたが下のようなリストの場合同じ階層のリストを選択してその階層を変更することができます。ただ少し使いにくい印象です。
WordPressアプリで投稿~ブロックオプション
WordPressスマホアプリで、投稿編集画面の右下に表示される アイコンをタップすると、編集中のブロックに関連する「ブロックオプション」が表示されます。このアイコンは段落などのブロックの場合には右に隠れているのでスライドして表示させます。そしてこのメニューには、ブロックの編集や管理を行う便利な機能が含まれており、より詳細なカスタマイズや操作を可能にします。
上の画像は「見出しブロック」を選択している時なので「見出し ブロックオプション」と表示されています。それでは「ブロックオプション」で出来ることを解説していきます。
ブロックを変換
「ブロックを変換」をタップすると
上の画像のような表示になります。「見出しブロック」で作成した内容を「段落ブロック」に変換することができます。私が最も使うケースは「段落ブロック」を「リストブロック」にしたり、またはその逆です。
また、「画像ブロック」の時は上の画像のような表示になります。当然ですがテキスト系のブロックの時はテキスト系にしか変換できませんし、メディア系のブロックの時はメディア系にしか変換は出来ません。
コピー
「コピー」をタップすると選択したブロックがコピーされます。するとブロックオプションの項目に「ブロックを後にペースト」という項目が表示されるようになります。これをタップすると貼り付けが出来ます。
ブロックを切り取る
「ブロックを切り取る」をタップすると選択したブロックは切り取られます。切り取ったブロックは端末に保存されているので「コピー」の時と同じように「ブロックを後にペースト」という項目が表示されるのでタップして貼り付けることができます。
ブロックを複製
「ブロックを複製」をタップすると文字通り選択したブロックの後に同じ内容のブロックが複製されます。「ブロックをコピー」も便利ですが「ブロックを複製」も割と使うことがあります。
グループ化
WordPressのブロックエディターには、複数のブロックを「グループ化」する機能があります。これは、選択した複数のブロックを一つのまとまりとして扱えるようにする機能で、ページのデザインや構造を簡単に整理するのに役立ちます。
例えば、見出しや段落、画像などを一つのグループにまとめると、グループ全体に背景色を設定したり、余白を調整したりといったデザインの統一が可能になります。また、グループ化されたブロックはまとめて移動できるため、レイアウトの変更も効率的に行えます。グループ化はページ作成の作業をスムーズにし、デザインの一貫性を保つのに便利な機能です。
ブロックを削除
文字通り選択しているブロックを削除します。
WordPressアプリで投稿~ギャラリーブロック
WordPressのギャラリーブロックは、複数の画像を美しく整列させて表示するための機能です。投稿や固定ページに画像ギャラリーを簡単に追加でき、メディアライブラリから複数の画像を選択したり、新たにアップロードすることで利用できます。ギャラリーのレイアウトはグリッド形式が基本で、列数を調整することで表示スタイルをカスタマイズ可能です。
各画像にはキャプションを追加でき、個別の画像にリンクを設定することもできます。また、ギャラリー全体を編集する際にはドラッグ&ドロップで画像の順序を変更でき、視覚的に構成を整えられます。デザインオプションとして、ギャラリーのスタイル(サムネイル、フルサイズなど)や画像間のスペース調整も提供されています。
ギャラリーブロックは、写真や画像を効果的に活用したいブログ記事やポートフォリオサイトに最適です。初心者でも操作しやすく、コード不要でプロフェッショナルな画像表示を実現できる便利なツールです。
画像ブロックを追加する
WordPressアプリの投稿編集画面の左下にあるブロックの追加をする アイコンをタップします。
上の画像のように色々なブロックが表示されます。
その中の「ギャラリー」をタップします。
上の画像のようにギャラリーブロックが追加されました。「メディアを追加」をタップすると…
上のような画像を選択する画面が表示されます。
貼り付ける画像を選択する
デバイスから選択
「デバイスから選択」をタップするとスマホに保存されている画像が表示されます。
ギャラリーに掲載する写真を選択します。
上の画像のようにギャラリーに画像が掲載されました。画像の下の「キャプションを追加」にテキストを入力するとキャプションとして表示されます。
その他の画像の選択方法は「画像ブロック」と基本的に同じですのでそちらをご覧ください。違うのは「ギャラリーブロック」は「画像ブロック」と違うのは複数枚の画像を扱えるか1枚の画像しか扱えないのかの違いです。
ギャラリーブロックの設定
ギャラリーブロックの下のアイコンには「画像ブロック」の時には見られなかったアイコンが表示されています。選択している部分によって表示が変わります。その違いについて説明しましょう。
画像を選択した状態
上のような状態の時はギャラリーに配置されている画像を選択している状態です。この時の アイコンをタップすると下のような表示に変わります。
ギャラリーを選択した状態
この状態はギャラリー全体を選択しています。画像の選択をしたい時は、選択したい画像をタップします。すると再び上のような表示に変わります。
画像の設定
ギャラリーブロックに配置されている個々の画像の設定です。基本的には「画像ブロック」の設定と変わりありません。違うのは画像の配置場所を変更できるという点です。
画像の設定
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
すると上の画像のような表示が出てきます。
画像の縁の設定
「デフォルト」または「角丸」から選択できます。
サイズ
「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」「フルサイズ」などから選択できます。WordPressの設定やテーマファイルの設定によって表示されるサイズの種類は変わります。
代替テキスト
画像の代替テキスト(altタグ)を入力します。SEOの観点からも画像の説明を入力することが望ましいです。
リンク設定
画像にリンクを設定できます。「なし」「メディアファイル」「添付ファイルのページ」「カスタムURL」から選択します。メディアファイルを選択すると画像ファイルそのものにリンクされます。サムネイル画像を拡大させたい時には「メディアファイル」を選択します。
「添付ファイルのページ」を選択すると画僧が貼り付けられたページが表示されます。「カスタムURL」は自由なリンク設定ができます。外部サイトへのリンクなどに活用できます。
アイキャッチ画像
「アイキャッチ画像として設定」をタップするとこの画像が投稿のアイキャッチ画像として設定されます。
HTMLアンカー
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です。例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
画像の置き換え
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
上の画像のような表示が出ます。最初に画像を選択したときと同じように「デバイスから選択」「写真を撮影する」「WordPressメディアライブラリ」「URLから挿入」「その他のアプリ」から置き換えたい画像を選択します。
ギャラリー内の画像の配置
ギャラリーブロック内の画像を選択している時、ブロックの下部のアイコンの中に左右の矢印アイコンがあります。このアイコンをタップすると選択している画像の順序を前や後ろに入れ替えることができます。
ギャラリーの設定
ギャラリー内の画像の設定では出来なかったギャラリーの設定を行うことができます。ギャラリーブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
背景
ギャラリーの背景色を設定できます。段落や見出しの背景色の設定と同じですがテーマによって想定していないこともあります。
Columns
ギャラリーの画像の並びカラムの設定です。スマホの場合2カラムになるので実際の設定とは異なって見えますが実際は3カラムの場合はこんな感じです
解決方法
アップロードした画像のサイズによってはレイアウトがおかしくなることがあります。ある程度大きなサイズの画像をアップロードし解決方法は「large」にしておくことをおススメします。
リンク先
画像にリンクを設定できます。「なし」「メディアファイル」「添付ファイルのページ」から選択します。メディアファイルを選択すると画像ファイルそのものにリンクされます。サムネイル画像を拡大させたい時には「メディアファイル」を選択します。「添付ファイルのページ」を選択すると画僧が貼り付けられたページが表示されます。
画像を切り抜いて調整
アップロードした画像は必ずしも同じサイズ、同じ縦横比とは限りません。ギャラリーの表示がスマートであるためにも「オン」にしておくことをおススメします。
ランダムな順番
ギャラリーにアップロードされた画像を指定の順序にするかランダムにするかの設定です。サイトの趣旨やお好みで選択し設定してください。
HTMLアンカー
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です。例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
ギャラリーブロックの配置
ギャラリーブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
ギャラリーブロックの配置を「なし」「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」「幅広」「全幅」から選択します。どのように配置できるかはテーマにも左右されます。
WordPressアプリで投稿~画像ブロック
WordPressの画像ブロックは、投稿やページに画像を簡単に追加するための機能です。ドラッグ&ドロップで画像をアップロードしたり、メディアライブラリから選択するだけで利用できます。
画像ブロック内で画像の配置(左寄せ、中央、右寄せ)やサイズ変更が可能で、キャプションや代替テキスト(altテキスト)も追加できます。さらに、リンク設定や画像のスタイル(丸みのある角やフルサイズ表示など)をカスタマイズ可能です。
デザインやSEOに配慮しながら、直感的に操作できる点が魅力です。WordPress初心者でも簡単に画像を活用し、魅力的なコンテンツを作成できます。
画像ブロックを追加する
WordPressアプリの投稿編集画面の左下にあるブロックの追加をする アイコンをタップします。
上の画像のように色々なブロックが表示されます。
そこで「画像」をタップします。
上の画像のように画像ブロックが追加されました。「画像を追加」をタップすると…
上のような画像を選択する画面が表示されます。
貼り付ける画像を選択する
デバイスから選択
「デバイスから選択」をタップするとスマホに保存されている画像が表示されます。
貼り付けたい画像をタップすると上のように投稿に画像が貼り付けられました。貼り付けられた画像の下の「キャプションを追加」にテキストを入力するとキャプションとして表示されます。
写真を撮影する
「写真を撮影する」をタップするとカメラへのアクセスの許可を求められます。「許可」をタップします。
カメラが起動します。掲載したい写真を撮影します。
撮影した写真が掲載されました。
WordPressメディアライブラリ
「WordPressメディアライブラリ」をタップするとWordPressにこれまでにアップロードした画像が一覧表示されます。その中から投稿に掲載したい写真をタップします。
選択した画像が掲載されました。
URLから挿入
「URLから挿入」をタップするとURL入力欄が表示されます。画像のURLを入力します。
画像が掲載されました。
その他のアプリ
その他のアプリをタップすると端末で利用できるアプリが表示されるのでそのなかから選択して画像を掲載します。
画像ブロックの設定
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下には上の画像のようなアイコンが表示されています。これらについて解説していきましょう。
画像の設定
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
すると上の画像のような表示が出てきます。
画像の縁の設定
「デフォルト」または「角丸」から選択できます。
サイズ
「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」「フルサイズ」などから選択できます。WordPressの設定やテーマファイルの設定によって表示されるサイズの種類は変わります。
代替テキスト
画像の代替テキスト(altタグ)を入力します。SEOの観点からも画像の説明を入力することが望ましいです。
リンク設定
画像にリンクを設定できます。「なし」「メディアファイル」「添付ファイルのページ」「カスタムURL」から選択します。メディアファイルを選択すると画像ファイルそのものにリンクされます。サムネイル画像を拡大させたい時には「メディアファイル」を選択します。
「添付ファイルのページ」を選択すると画僧が貼り付けられたページが表示されます。「カスタムURL」は自由なリンク設定ができます。外部サイトへのリンクなどに活用できます。
アイキャッチ画像
「アイキャッチ画像として設定」をタップするとこの画像が投稿のアイキャッチ画像として設定されます。
HTMLアンカー
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です。例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
画像の配置
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
画像の配置を「なし」「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」「幅広」「全幅」から選択します。どのように配置できるかはテーマにも左右されます。
画像の置き換え
画像ブロックを選択している状態で投稿画面の下のアイコン をタップします。
上の画像のような表示が出ます。最初に画像を選択したときと同じように「デバイスから選択」「写真を撮影する」「WordPressメディアライブラリ」「URLから挿入」「その他のアプリ」から置き換えたい画像を選択します。
WordPressアプリで投稿~見出しブロック
WordPressの見出しブロックは、投稿やページ内に見出しを追加するための基本的なブロックです。見出しは文章を階層的に整理し、読みやすさやSEOにおいて重要な役割を果たします。このブロックではh1からh6までの見出しレベルを選択でき、適切なレベルを設定することでページ構造を明確にできます。
また、ブロックの設定でフォントサイズや色をカスタマイズすることも可能です。特にSEOでは、h1は1ページに1つに抑え、他の見出しをh2やh3で分けるのが推奨されます。視覚的な調整や階層管理に便利なツールです。そんな見出しブロックについて詳しく説明します。
見出しブロックを追加する
WordPressアプリの投稿編集画面の左下にあるブロックの追加をする アイコンをタップします。
上の画像のように色々なブロックが表示されます。
そこで「見出し」をタップします。
上の画像のように見出しブロックが追加されました「これが見出した!」と入力してみました。
見出しの装飾
見出しブロックにカーソルがある状態で投稿画面の下には上の画像のようなアイコンが表示されています。これらについて解説していきましょう。右にスライドさせると他にもアイコンが表示されるので確認しましょう。
見出しの色の設定
見出しブロックにカーソルがある状態で投稿画面のアイコン をタップします。
すると上のような表示が出てきます。ここでテキストの「デフォルト」右のアイコンをタップします。
すると上のようなテキストカラーを変更できるカラーパレットが表示されます。
右の方にスライドさせれば他の色やカスタムカラーも設定できます。設定が終わったら「戻る」をタップします。
上の画像のようにテキストカラーの設定が変わったことがわかります。「背景」についても同様のことが可能です。
上の画像のように見出しのテキスト色が変更できました。
HTMLアンカーの設定
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です。例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
見出しのレベル設定
見出しにはh1、h2、h3、h4、h5、h6と6段階のレベルがあります。h1は通常ページのタイトルで使われ、SEO上はひとつのページに1回使うのが望ましいなんて言われています。WordPressの投稿では投稿のタイトルが大抵h1の見出しとなるようにテーマでも作られていることが多いのでほとんどの場合h2~h6の見出しを使うことになると思います。
見出しブロックにカーソルがある状態で投稿画面のアイコン をタップします。
するとこのような表示が出ます。設定したい見出しをチェックして見出しのレベルを設定します。
テキストの配置
見出しブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
すると上のような表示が出ます。「テキストを左寄せ」「テキストを中央寄せ」「テキストを右寄せ」から好みのものを設定できます。
部分的なテキストの色設定
見出しの色を設定するのとは別に、見出し内の特定のテキストだけを別の色にしたいこともあるでしょう。方法は2通りあります。
テキストを選択してからテキストカラーを変更
まず色を変更したい部分のテキストを選択します。そして見出しブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
すると上のようなカラーパレットが見出しブロックの色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
テキストカラーを設定してからテキスト入力
もう一つの方法はテキストを入力する前にテキストの色を設定し、それからテキストを入力するという方法です。
テキストを入力する前に色を変えたいところにカーソルを置きます。そして見出しブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
上のようなカラーパレットが見出しブロックの色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
太字・斜体
テキストを太字(強調)や斜体(イタリック)にしたい場合も部分的なテキストカラーの変更と同じように2通りあります。
太字または斜体にしたいテキストを選択します。そして太字にしたい場合 アイコンをタップ。そして斜体にしたい場合は アイコンをタップします。
すると上の画像のように太字になりました。ただ、見出しは元々テーマのスタイルで太字になっていることもあるのでその場合はあまり意味がないかもです。ちなみに斜体は日本語フォントの場合、車体にならないものもあります。
また、別の方法としてはまず アイコンまたは アイコンをタップしてからテキストを入力しても同様に太字や斜体になります。
リンク
見出し内のテキストにリンクを貼ることができます。こちらも2通りの方法があります。
まずはリンクを作成したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
上の画像のような表示が出ますのでリンク先のアドレスを入力しましょう。必要に応じて「新しいタブで開く」をオンにします。
するとこのようにテキストリンクが作成できました。こちらも先に アイコンをタップしてからテキストを入力し、リンク先のアドレスを入力することも出来ます。
打ち消し線
ウェブサイトを運営していると一度掲載していた内容を修正したり訂正したいことがあります。バッサリ削除するのではなく「前はこう書いてたんだよ」ということがわかるようにしておきたい時に「打ち消し線」を使います。
まずは打ち消したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
すると上の画像のように打ち消し線を引くことができます。これも太字や斜体と同じように先に アイコンをタップすることでテキストを入力するときに打ち消し線を引くことができますが、打ち消し線は後から修正、訂正という意味合いが大きいのであまりそのような使い方はしないかもしれません。
WordPressアプリで投稿~段落ブロック
WordPressの段落ブロックは、投稿や固定ページにテキストを入力する際の最も基本的なブロックです。このブロックは主に、段落ごとにテキストを入力し、簡単に編集や装飾ができるよう設計されています。
段落ブロックを追加する
WordPressアプリの投稿編集画面の左下にあるブロックの追加をする アイコンをタップします。
上の画像のように色々なブロックが表示されます。
そこで「段落」をタップします。
上の画像のように段落ブロックが追加されました。
段落の装飾
段落ブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下には上の画像のようなアイコンが表示されています。これらについて解説していきましょう。右にスライドさせると他にもアイコンが表示されるので確認しましょう。
段落の色の設定
段落ブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
すると上のような表示が出てきます。ここでテキストの「デフォルト」右のアイコンをタップします。
すると上のようなテキストカラーを変更できるカラーパレットが表示されます。
右の方にスライドさせれば他の色やカスタムカラーも設定できます。設定が終わったら「戻る」をタップします。
上の画像のようにテキストカラーの設定が変わったことがわかります。「背景」についても同様のことが可能です。
アンカーの設定
アンカーはページの特定の部分にリンクさせるときに便利です例えばアンカーに「example」と設定すると
https://wdcro.com/column/wordpress/post-13226.html#example
のようなリンクを設定することができます。
テキストの配置
段落ブロックにカーソルがある状態の時、投稿画面の下のアイコンの をタップします。
すると上のような表示が出ます。「テキストを左寄せ」「テキストを中央寄せ」「テキストを右寄せ」から好みのものを設定できます。
部分的なテキストの色設定
段落の色を設定するのとは別に、段落内の特定のテキストだけを別の色にしたいこともあるでしょう。方法は2通りあります。
テキストを選択してからテキストカラーを変更
まず色を変更したい部分のテキストを選択します。そして段落ブロック下部のアイコンの をタップします。
すると上のようなカラーパレットが段落の色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
テキストカラーを設定してからテキスト入力
もう一つの方法はテキストを入力する前にテキストの色を設定し、それからテキストを入力するという方法です。
テキストを入力する前に色を変えたいところにカーソルを置きます。そして段落ブロック下部のアイコンの をタップします。
上のようなカラーパレットが段落の色設定の時と同じように表示されるので、変更したい色に設定します。
上の画像のように部分的にテキスト色を変更することができました。
太字・斜体
テキストを太字(強調)や斜体(イタリック)にしたい場合も部分的なテキストカラーの変更と同じように2通りあります。
太字または斜体にしたいテキストを選択します。そして太字にしたい場合 アイコンをタップ。そして斜体にしたい場合はアイコンをタップします。
すると上の画像のように太字になりました。ちなみに斜体は日本語フォントの場合、車体にならないものもあります。
また、別の方法としてはまず アイコンまたは アイコンをタップしてからテキストを入力しても同様に太字や斜体になります。
リンク
段落内のテキストにリンクを貼ることができます。こちらも2通りの方法があります。
まずはリンクを作成したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
上の画像のような表示が出ますのでリンク先のアドレスを入力しましょう。必要に応じて「新しいタブで開く」をオンにします。
するとこのようにテキストリンクが作成できました。こちらも先に アイコンをタップしてからテキストを入力し、リンク先のアドレスを入力することも出来ます。
打ち消し線
ウェブサイトを運営していると一度掲載していた内容を修正したり訂正したいことがあります。バッサリ削除するのではなく「前はこう書いてたんだよ」ということがわかるようにしておきたい時に「打ち消し線」を使います。
まずは打ち消したいテキストを選択します。続いて アイコンをタップします。
すると上の画像のように打ち消し線を引くことができます。これも太字や斜体と同じように先に アイコンをタップすることでテキストを入力するときに打ち消し線を引くことができますが、打ち消し線は後から修正、訂正という意味合いが大きいのであまりそのような使い方はしないかもしれません。
WordPressアプリで投稿~ブロックとは
WordPressのコンテンツ作成においては「ブロック」という単位を追加していく仕組みとなっています。ブロックには「段落」「見出し」「リスト」「画像」のようなものがあります。これらのブロックは並ぶ順序を変更したりコピーして他のページでペーストするなんていう使い方も可能です。
ブロックはWordPressのデフォルトでも多くの種類が用意されていますが、テーマやプラグインで独自のデザイン性のあるブロックもあります。ただしこれらのオプショナルなブロックはWordPressアプリでは利用できませんしデフォルトで用意されているブロックの中でも一部代表的なものが利用可能となっています。
ブロックの基本的操作
投稿編集画面の最下部にある「+」のアイコンをタップします。
このように利用できるブロックが表示されます。
WordPressアプリで投稿~新規追加
WordPressのアプリを使って記事を投稿する手順を解説します。WordPressアプリのインストールについてはこちらの記事をご覧ください。
WordPress管理画面の右下に表示されている「+」アイコンをタップします。
投稿の新規追加画面です。
「タイトルを追加」「執筆を開始」にテキストを入力してみましょう。「執筆を開始」に文章を入力すると「段落ブロック」で文章を入力できます。「改行」をタップすると新たな段落ブロックができ文章を入力できます。「ブロック」については別のページで解説します。
テキストを入力していた画面で右上の「公開」をタップすると上の画像のような表示になります。投稿のカテゴリーを選択しましょう。「カテゴリー」をタップします。
投稿する記事のカテゴリーを選択しチェックを入れます。そのご左矢印アイコンをタップします。
カテゴリーが「ブログ」になっているのを確認し「公開」ボタンをタップします。
公開されたのがわかりますね。では実際の投稿された記事を見てみましょう。投稿記事の右上の「…」をタップします。
「表示」をタップします。
実際の投稿画面を確認しましょう。左上の「×」アイコンをタップするとブラウザの表示画面が閉じます。以上が新規投稿の基本的な流れです。
WordPressアプリで投稿~サイトの設定
WordPressで記事をスマホで投稿したいという事もあるでしょう。パソコンで投稿する時と同様にブラウザで投稿してもよいのですがアプリを使っての投稿も便利です。基本的な操作を解説します。
App StoreやGoogle PlayでWordPress-サイトビルダーをダウンロードしインストールしてください。
WordPressアプリを開き「既存のサイトアドレスを入力」をタップします。
WordPressを運用するウェブサイトのURLを入力します。入力したら「次へ」をタップします。
WordPressにログインするための「ユーザー名」「パスワード」を入力して「次へ」をタップします。
WordPressにログインできました。パスワードを保存するか聞かれます。自分しか使わないスマホであれば「パスワードを保存」しておけば次回からの入力が不要になります。
WordPressの管理画面です。上の画像は「編集者」権限での管理画面です。「管理者権限」でログインすると他のメニューも表示されます。