ひところに比べたら「SEOで検索エンジン上位表示!!」をしつこく繰り返す業者が少なくなってきた気がします。
今や内部SEOはホームページ制作会社としては言われなくとも当たり前にやっていることですし、正しい文書構造で、ある程度のコンテンツを持ったホームページはしばらくすればGoogleの検索結果にそれなりの順位で表示されます。
当オフィスでWordpressを活用して制作したサイトも公開後1年もすれば、ある程度期待していたキーワードで1ページ目の上位のほうには表示されるようになってきます。その検索結果のさらに上位に表示されているサイト、下位に表示されているサイトを比較すればその違いもおのずと見えてきます。
当オフィスで制作するような規模の中小企業サイト、個人事業主の方のサイト、NPO法人のサイトなどは地域密着の場合が多いので「SEO!SEO!」なんて騒がなくてもまずまずの位置に表示させることができます。
それだけGoogleの検索精度も進歩しているということでしょう。2年位まえに流行っていたSEO手法は今や通用しないですし、逆にGoogleからのペナルティの対象になってしまったりもします。
こんなことやっちゃってないですか？
以前流行っていた外部SEOの手法で外部サイトからの被リンク購入。今となってはそんなものをウリにしているSEO会社はないと思いますが、
「2年位前にやっちまった!!!」
という方は結構いるかもしれません。かなり前からGoogleでは被リンクの購入について警告を発してきました。
PageRank を渡す有料リンクについて覚えておいて頂きたいこと
この記事は2013年3月のものですが、当時、私の運営するサイトにも「お金払うからリンクを貼らして欲しい」という依頼が結構ありました。「ページランク6」のまあまあ人気のサイトでもあったので…
しかし、上記記事が「ウェブマスター向け公式ブログ」に掲載されたあとは徐々に減少し今ではひとつもありません。
私のサイトに掲載していたリンク広告はあるSEO会社が仲介してある程度大手企業の広告を掲載していました。毎月、リンク掲載サイトの変更や修正が入りきちんとやっていたと想像できます。掲載している広告の企業名からもそのSEO会社には相当のSEO対策費を払っていたのだと想像できます。ですから、Googleからの警告があったあとはそれらのリンクはキレイになくしていきました。
問題は、中途半端な費用でSEOを依頼してしまった場合です。
ページランクの高いサイトにリンク広告を掲載するにはそれなりの費用が必要ですし広告の差し替えの依頼等、相応の人材も必要です。そこで2年ほど前に中途半端なSEO会社で流行ったのが
「とにかくもうページを作っちゃう」
なんでもいいんです。文脈とか内容とかどうでもいいんです。「自動文書生成のソフト」を使ったものまでありました。そのよくわからない文章のホームページに「ホームページ制作会社」みたいなキーワードでリンクを貼ってしまうという手法です。
ページランクはまだ低いので、そんな内容の無いページを数え切れないほど作成して、それらからリンクを貼ってしまいます。ある程度は効果があったようです。当時は。。。
しかし今ではペナルティの対象の可能性があります。
リンク プログラムによるガイドライン違反について
取り返しのつかないことになる前に
私の運営するサイトに掲載していたSEO会社はしっかりしていたので「よくないSEO手法」とされてからはそれらを削除しクライアントには迷惑がかからないようにしています。しかし、「自動文書生成のソフト」を使うようなSEO会社の場合、おそらく削除はしてくれません。無料ブログなんかには、そんなゴミのようなサイトがいっぱいです。
もし、そんなSEO対策をやってしまっていたらリンク元のサイトやブログを削除することをおすすめします。そのSEO対策を依頼した会社がなくなってしまう前にしっかりゴミは片付けてもらいましょう。
Googleにあなたのサイトが「スパムサイト」と判断される前に。
そして、もしもそのSEO会社が対応してくれないとか無くなっていて場合、ご相談ください。最善の策を考えましょう。
