検索エンジンで上位に表示されたい…
誰もが思うことです。外部からの要因は別として、内部の要因、つまりサイトそのものがSEO上有利かどうかということと、アクセシビリティに配慮しているかということには多くの共通点があります。
まず、このSEOとアクセシビリティ、どちらもWeb標準であることが大切です。つまり、見出しやリスト、テーブルなどタグの使い方が適切でわかりやすいか?ということはSEOとアクセシビリティどちらにとっても重要なことです。
サイトにSEOを行なう場合もアクセシビリティに配慮するのも第一歩はWeb標準化の作業なのです。逆を言えばWeb標準のサイトを作成すればSEOもアクセシビリティも最初のハードルはクリアしたことになります。
その他、適切な見出しの内容、わかりやすいページのタイトル、サイト内をストレスなく閲覧できるナビゲーション、画像ファイルの説明などSEOで必要なことは、たいていの場合はアクセシビリティ上も必要なことです。
また、過度なSEOを行なうことはSEOスパムとして判断される危険性がありますが、過度のSEOはアクセシビリティの観点からも好ましくないものが多いのです。ですからアクセシビリティに配慮したサイトを作成すること自体SEOにもつながっている部分が非常に多いのです。
現在、インターネット上の多くのホームページがSEOを考慮して作られています。しかしながら多くのサイトがWeb標準ではなく、見出しなどのタグが有効に使われていません。まだまだ見直さなくてはならないところはたくさんあるでしょう。