ホームページの失敗例(1)

ホームページ制作のヒント

ホームページを制作、公開したもののどうもうまく活用できていないということがよくあります。制作会社に依頼したのに、けっこうな費用をかけたのにうまくいかないのです。あるご相談者の方の経営する会社もその1つでした。2年近くホームページを公開しているのにほとんど問い合わせがない…

ざっとそのホームページを拝見すると、なかなかキレイにできています。さすがプロが作ったもの…と素人の方には思えるようなサイトです。しかし「これではなぁ…」と思えるような問題点が随所に見られました。

そもそもHTMLの文法にも大きな誤りがあちこちに見られます。SEOのことはまったくといっていいほど考えられていません。

ホームページの見た目は確かに大切です。きれいなサイトであることにこしたことはありません。しかしながらそれが全てではありません。新聞の折り込みチラシであれば「バーンと目立つように」すればよいでしょう。雑誌の広告もうまいコピーを考えればよいでしょう。

でもホームページはまず見てもらわなければ始まりません。チラシのように配ったり雑誌のように販売したりできません。作成したホームページをアピールするためのものが何もなければ何にも始まりません。

このご相談者の方のホームページはまさにそれでした。数十万の費用をかけて制作したホームページが、何の役にも立っていない。取引先に「カッコいいホームページですね。」とほめられるくらい。そんなことのために費用をかけたのではないのに…

ホームページ制作会社も様々です。全ての会社が品質のよいサイトを制作しているとは限りません。しかしながら素人の方がそれを見極めるのは至難の技です。それを見極められる人はきっと自分でホームページを制作できます。

1つの判断材料としてはHTMLの文法チェックです。依頼してみようかと考えているホームページ制作会社自体のホームページの文法をウェブ上の文法チェックサイトで確認してみるのです。チェックの結果あまりにも間違いの多い制作会社は避けた方がよいかもしれませんネ。見た目重視でいくならそれでもかまいませんけど…

ちなみにこの相談者の方のホームページ制作会社はどうだったかというと…会社がなくなっていました…

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