アクセシビリティに配慮したサイトを作成していても、作業でどうしてもチェックから漏れてしまう…というか見落としてしまうところがあります。人がやっていることですから見落としがあるのはいたし方のないことですが、そこでチェックツールを使うと見落としの部分を減らすことが出来ます。
じゃぁ、チェックツールだけでやればいいんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、ツールというのはあくまでも機械的にチェックしてくれるだけです。実際に音声でサイトを閲覧していて意味が伝わりやすいかどうか、レイアウトが分かり辛いかは判断できません。ですから機械的に判断してよいところはツール、人の判断は必要な部分は人が行なうしかないのです。
アクセシビリティをチェックするのには様々なツールがありますが最も簡単と思われるのは以下のサイト
HAREL
URLを入力するだけでそのサイトのアクセシビリティを点数化してくれます。
ちなみにこのサイトのトップページは76点。
特にアクセシビリティに配慮しているわけではありませんが、いちおうW3C準拠であるこのサイトは「よくできました」と合格点を獲得しています。
このアクセシビリティに配慮するというのは何も高齢者や障がい者のためのものではありません。様々なパソコンのOS、スペック、使用ブラウザにかかわらずサイトをわかりやすく閲覧できるというためのものです。
いまだに見た目がキレイ、カッコいいだけというサイトが多い、しかもそういうサイトをホームページ制作会社がいまだに作成しているということが残念です。