今年の7月のことですが、AdobeがFlash Playerの配布およびアップデートを2020年に終了することを発表しました。
1996年にMacromedeia Flashとして登場し、ホームページに動きのある画像を表示させるための技術として2000年初頭にはFlashでカッコよくホームページを見せることが流行しました。
しかし問題点もいくつかありました。その中でも大きな問題点が「セキュリティの脆弱性」。Macromediaから引き継いだAdobeも脆弱性が発見されるたびにセキュリティアップデートを繰り返してきましたがハッカーとのいたちごっことなっています。
くわえて、iPhoneのOSではFlashをサポートしないということもFlash衰退の要因となりました。
主要ブラウザでもすでにFlashコンテンツは表示されない
僕が普段使うブラウザは「FireFox」ですが、Flashコンテンツはこんな風に表示されます。
Flashコンテンツの部分を拡大してみましょう。
こんな風に残念感満載の表示となります。
で、「Adobe Flashを有効にします」をクリックするとこんな感じになります。
他のブラウザでも同様にFlashコンテンツは表示されません。
Microsoft Edgeでの表示
Google Chromeでの表示
フルFlashサイトは大変なことに…
以前はこぞってフルFlashのウェブサイトを制作していましたが、その頃作ったFlashサイトは今はこんなふうに表示されるでしょう。
もし、フルFlashでサイトを制作していたらこんなふうに表示されます。
これは何とかしないとサイト閉鎖っぽい感じです。