キッチンカーでの営業を始めようと考えたときの一番最初のそして一番重要な問題は「出店場所をどのようにして見つけるのか?」です。キッチンカーは現在は街のいたるところで見かけます。スーパーの駐車場や出入り口、ショッピングモールの駐車場、動物園や遊園地の園内、お祭りなどのイベント会場、公園などの公共施設などちょっと街を歩けば簡単に見つかります。
では自分が出店しようとするときにどこでその出店場所を見つければよいのでしょうか?
出店仲介サービスを利用する
もっとも簡単なのがキッチンカーの出店場所を仲介してくれるサービスを利用することです。仲介サービスを利用すれば初めての出店の場合でも色々とサポートしてくれるところのあるので安心です。ただこのようなサービスを利用すれば当然仲介手数料が発生してきます。その分、利益も減ることになります。出店場所の選択を誤ると見込んでいたほど利益が出ないという事も考えられます。また加入条件なども様々ですのでしっかり確認して活用しましょう。
比較的大きなイベントの場合、主催者がキッチンケーについてはこのような仲介業者に丸投げしているケースも多いので入場者数の多いイベントへの出店が可能となるケースも多いでしょう。
施設管理者に連絡して出店交渉をする
スーパーや商業施設の駐車場などで出店場所として見込みがあればその商業施設の管理者に直接交渉するという事も新たな出店場所を開拓するためにも効果的です。出店交渉の場合にはしっかりした準備が必要です。単にタブレットなどで写真を見せるだけでなくちゃんとしたウェブサイトを案内したりプロモーションの動画を案内したりしてアピールする必要があるでしょう。商業施設への出店はウィンウィンの関係にならないと継続した出店は難しくなるのでしっかり交渉しましょう。
イベントや祭りの主催者と交渉する
近年ではイベント会場やお祭りでもキッチンカーが活躍しています。かつては屋台による出店が多かったですがコロナ禍でその風景は一変した感があります。また、地域のお祭りでもこれまでは地域の団体で行っていた飲食の提供もプロであるキッチンカーに任せるところが増えてきました。
実際、私の住む地域でも昨年の夏まつりではキッチンカーを数台呼んで祭りを盛り上げてくれました。キッチンカーの前には常に行列ができているという盛況ぶりでした。地域のお祭りというのは割とお客さんの財布も緩みがちでキッチンカーを営業する側にとっても絶好の出店場所です。しかしながら双方の情報発信力不足でミスマッチが起きているのが現状と言えるでしょう。
地域のイベントやお祭りを主催するのは大抵その地域の自治会やまつり実行委員です。これらの団体の方は基本的にボランティアで活動しています。キッチンカーを呼ぶ際も出店料をとらないところも多いです。このような場所に出店するためには常に自分のお店の情報を発信していることです。それはインスタなどのSNSではなくちゃんとしたホームページです。なぜならイベント主催者はまずググって終点してくれそうなお店を検索するからです。
地元のキッチンカーのグループで情報交換
キッチンカーの出店は1店のみというケースはまれです。イベントやまつりの場合は特に何店舗もの出店を希望する主催者がほとんどです。地域のキッチンカーで常に情報交換をおこなって出店場所を確保する必要がありますね。
また、それぞれのお店ごとの情報発信も必須です。キッチンカーの情報発信というとそのほとんどがインスタグラムをはじめとするSNSに頼っています。しかしイベント主催者はインターネット検索で出店してくれるキッチンカーを探します。しかしながらどんなに検索しても見つからないので仕方なく仲介業者のサイトから依頼することになってしまうケースが多いのが現状です。
キッチンカーの営業にウェブサイトは必須です
キッチンカーで何となく営業するだけならインスタグラムだけでもよいのかもしれません。しかし将来を見据えた営業、様々な場面においての出店交渉のときに信用度は重要です。自分のお店がどのようなコンセプトでどのような営業を行っているのかをアピールするためにはインスタグラムでは信用度がありません。そのためにも最低限のウェブサイトは必須と言えます。ウェブデザイン・クロスロードではキッチンカー営業に特化したホームページ制作パックを提供しています。