ホームページは多くの方がパソコンや携帯、スマートフォンなどで閲覧します。パソコンの場合は多くの方がパソコン購入時からインストールされているインターネットエクスプローラーで閲覧しています。
ホームページを閲覧する側の場合は何も考えなくてもよいのですが、ホームページを作って発信する側になった場合とても大切なことがあります。それはあなたのホームページが他の人にどのように見えているか…ということです。
「え?同じじゃないの?」
「はい。違います。」
ホームページを閲覧するためのソフトはインターネットエクスプローラー以外にもありますし、そもそもパソコンはWindowsだけではありません。そしてそれぞれのブラウザはWeb標準仕様に設計されています。(一部ブラウザにおいては完全ではありませんが)あなたのホームページがWeb標準でない場合その表示がブラウザによってはおかしくなる場合がよくあります。
あなたのパソコンであなたのホームページがかっこよくキレイに見えているからといって、他の人のパソコンでも同じように見えているという保証はありません。残念ながらいわゆるプロの制作したサイトであっても、表示のおかしなサイトが少なからずあるというのも事実です。
これは住宅でいえば見た目はきれいに出来上がっていて素敵なお家でも、壁の裏側は手抜きがあったり、構造がおかしかったり、障がいのある方にとってはとても住みにくい家であったりするのと同じです。
家を作る場合に建築のためのルールがあるように、ホームページはホームページを作るための規則があり、それに準じている必要があります。つまりWeb標準であるということです。
でも、素人にはそのホームページがWeb標準かどうかなんてわかりません。しかし、簡単にチェックできるサイトがあります。
http://validator.w3.org/
日本語では以下のサイト、点数で評価してくれるのでわかりやすいです。
http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/htmllinte.html
ホームページを公開していらっしゃる方は一度チェックしてみましょう。また、これからホームページをどこかに依頼しようという方はその制作会社のサイトや制作実績のサイトをチェックしてみましょう。エラーがまったくないことが望ましいですが、そういうサイトは本当に少数です。ただ、あまりにもエラーの多いサイトの制作会社は要注意かもしれませんね。